スキー理論

【指導員対策】関節の用語<人体のしくみ>

かつての昔から多くの議論がなされてきたスキー指導法ですが,今日では日本スキー教程がスキー指導の指導方法を公開しています。日本スキー教程によると,スキーのターン性能・スキーヤーの運動特性・自然/斜面/地形の特性・アルペンスキー競技規則等を考慮・実践していく指導法だとされています。

そこで,この記事では日本スキー教程[1]の指導法を簡単にまとめていきたいと思います。

この記事の流れ

関節の用語についてまとめていきます。

指導員対策記事に関しては,こちらのリンクより目次をご覧ください。

デモデーモ博士

今回は, 人体のしくみのうち特に関節についての用語を確認するぞい。

パンサー君

あ!外反とか内旋とか?

デモデーモ博士

そうじゃ。関節の用語は我々がイメージする「内」「外」とは異なって定義される場合が多いため,注意が必要じゃぞ。

記事の内容

概要

スキー教程安全編より,関節部分のイラストの抜粋をします。

スキー教程[1]より抜粋

股関節の「屈曲・伸展」「内転・外転」はイメージ通りですね。しかし,股関節の「内旋・外旋」はいかがでしょうか。内と外の感覚が逆ではないでしょうか。

ここで理解して欲しいのが「軸」「関節の運動方向」です。内旋・外旋は「大腿軸を軸として」「関節が内側に」運動する場合は内旋,「関節が外側に」運動すれば外旋となります。上の図では,股関節の内旋・外旋の定義に厳密に「大腿部を軸にして」考えているため,少しわかりにいくいと思います。

普通に立った状態をイメージして,内股になる方向は「内旋」でガニ股になる方向は「外旋」です。そのイメージで,もう一度イラストを眺めてみてください。内旋に関して,矢印は外側に向かってはいますが,股関節は「ガニ股」の方向に動いていることが分かります。外旋に関しても同様です。

膝関節の「屈曲・伸展」「内旋・外旋」はイメージ通りだと思います。ここで,「内反・外反」はイメージと異なるのではないでしょうか。実は,X脚が外反で,O脚は内反なのです。これは,「股関節から足首を結んだ軸」が膝よりも外側にあれば外反,内側にあれば内反になります。

足関節の「屈曲・伸展」「内転・外転」「回外・回内」はイメージ通りかと思います。

まとめ

デモデーモ博士

今回は,関節に関する用語をまとめたぞい。

パンサー君

「内旋・外旋」「内反・外反」のとこが難しかったよー。

デモデーモ博士

特に「外反」は膝前十字靭帯損傷(ACL)のメカニズムなどでも出てくる用語じゃから,必ず理解しておくようにな。

参考文献

[1] ”日本スキー教程.” 山と渓谷社(2018)

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