スキー理論

【指導員対策】資格制度と検定制度

かつての昔から多くの議論がなされてきたスキー指導法ですが,今日では日本スキー教程がスキー指導の指導方法を公開しています。日本スキー教程によると,スキーのターン性能・スキーヤーの運動特性・自然/斜面/地形の特性・アルペンスキー競技規則等を考慮・実践していく指導法だとされています。

そこで,この記事では日本スキー教程[1]の指導法を簡単にまとめていきたいと思います。

この記事の流れ

スキー競技の資格制度検定制度を確認します。

指導員対策記事に関しては,こちらのリンクより目次をご覧ください。

デモデーモ博士

今回は, 資格制度と検定制度を確認するぞい。

パンサー君

まーたまーた暗記。

デモデーモ博士

ここらへんはワシもしんどいぞい…。

指導と検定

SAJの定款では「我が国におけるスキー界及びスノーボード界を統轄し,代表する団体として,スキー及びスノーボードの普及及び振興を図り,もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする」と謳っています。

SAJでは,この目的を達成するために「バッジテスト」「公認スキー指導者検定」の二軸を設定しました。バッジテストは級別テストとプライズテストからなります。公認スキー指導者検定は認定スキー指導員検定,公認スキー準指導員検定,公認スキー指導員検定からなります。

加えて,これらテスト・検定を評価する人材も育成・認定しなくてはなりません。そこで「公認スキー検定員」という資格が設けられています。A級指導員,B級指導員,C級指導員からなります。

評価の基準

指導者の評価の観点としては「運動の質的な内容の変化」「運動の形態的な変化」があります。

【質的な変化】
①スペイシング(空間的調整)
②タイミング(時間的調整)
③グレイディング(力の調整)

【形態的な変化】
①スタンス
②ポジション

これらの観点から,検定の際の着眼点は「運動の構成」「運動要領への適用度(スピード/ターン弧)」「運動の質的内容」となります。

運動要領への適用度は「状況への対応能力(スピード/ターン弧)」とされる場合もあります。

[2]より抜粋

上の図にもある通り,運動の構成では「ポジショニング」「エッジング」,運動要領への適用度としては「スピード」「回転弧」,運動の質的内容としては「バランス・リズム・タイミング」があります。

スキーに関する規格

例えば,ビンディングの取り付け・調整は決して素人が行なってはいけません。これは,安全性の観点からもそうですが,実際に規格として定められているからです。ビンディングの取り付け・調整は「S-B-Bシステム」と呼ばれています。

S-B-Bシステムでは,記録用紙に必要事項を記入して万が一の事故の際に不備がないことを証明します。ですので,素人が行うのではなく,S-B-B認定整備技術者セミナーでトレーニングを受けた技術者に任せましょう。

規格の名前は「国際規格 ISO 11088」で,日本では「JIS S 7028」が標準化されています。

他にも例えばヘルメットの規格は「CE EN1077」「ASTN F2040」があります。

まとめ

デモデーモ博士

今回は,SAJの資格制度と検定制度を簡単に確認したぞい。

パンサー君

口で言うのは簡単やけど実際に体で表現するのはムズイよね。

デモデーモ博士

うぅ…。

参考文献

[1] ”日本スキー教程.” 山と渓谷社(2018)
[2] ”資格検定受検者のために.” 山と渓谷社(2019)

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